朝の気温は6度で、日中は15度まで上がるという予報でした。
天気は安定した晴れ模様。
今日は風が非常に冷たくて、午前中などは、東京で言えば11月くらいの寒さでありましたねぇ。
久々にダウンタウンに出掛けたんですけど、「ニット帽」を被っている人たちもチラホラ。
薄手のダウンジャケットもそれなりにおりまして、ここ5日間ばかりの「真夏」状態から、一気に「晩秋」にでも突入したかのような陽気に。
さあさあ、今日もトロントのニュースショー。
最高視聴率を誇っております「CP24(シーピー・トゥエンティーフォー)」の話題から参りましょう。
取り上げさせて頂きますのは、
@チャイニーズを侮辱したビデオゲーム
Aトロントの警察のトップが自身の「手術」を公表
の2本であります。
「チャイニーズを侮辱した」って、若干ヤバそうな雰囲気が漂いそうですけれども、テーマとしましては、やはり「人種差別」に分類されるのは間違いないですね。
トロントの北部に位置しております、「Markham(マーカム)市」にあるゲーム会社が販売している「ビデオゲーム」。
このゲームが目下、国内外の政治家の皆さま方から批判を受けているようで。
そのココロは、内容が「人種差別」的であり、ある種の「固定概念」に基づいて作製されているためでして。
「BigーOーTreeーGames」というメーカーによって考案されたゲームのタイトルはずばり、「Dirty Chinese Restaurant(ダーティー・チャイニーズ・レストラン)」。
もうタイトルからしてストレート過ぎて、どう考えてもアカンやつのような気がしますけれども、「Wong Fu」という名前のキャラクターが、レストランを経営しているという設定なんですって。
でもって、プレイヤーは「肉切り包丁」を持って、「食材」となる「ネコ」や「イヌ」を路地裏で追い回したりするそうなんですけどね。
ユニークなのは、主人公がさまざまな「違法」な行為をしているため、「保健所」や「移民局」の検査官たちから逃げ回ると。
最初に反応を示したのは、マーカム市長さんでした。
マーカムと言いますと、とりわけチャイニーズの多い地域でありましてねぇ。
市長曰く、「中国系カナダ人コミュニティーへの屈辱的な描写により、私は深く傷つけられている」。
に対しまして、「The Canadian Press」というメディアの論評では。
「ゲームを販売している会社は、自身を肯定している」
「このゲームは、中国文化を正確に表現しているとは言えないが、我々が子供の頃から楽しんできた、決して政治的には正しくない『風刺』や『コメディー』作品の数々」
「例えば、『South Park』、『All in the Family』、『Sanford & Son』、『Family Guy』、『Simpsons』や『Chappelle’s』などと同じである」
聞けば、このゲーム会社のスローガンは、「政治的に正しいことは、とても退屈だから」。
マーカム市長もお怒りなんですけど、オンタリオ州首相でありますキャスリーン・ウィンも負けず劣らず、ツイッターにて非難を表明しておりました。
曰く。
「こういったタイプの『人種差別』は、オンタリオ州には必要のないものだ」
「それでも私は、今回のような描写が、マーカムの人々の価値観には何ら影響を及ぼさないと思っている」
他方、ニューヨーク市議会の女性議員さんが、フェイスブックに投稿した内容は。
「このゲームは、私が中国系アメリカ人として以前にアメリカで出遭ったことのある、ネガティブで屈辱的な『固定概念』を使用している」
彼女は、このゲームの販売差し止めを要求するみたいなんですけどね。
トロントの「チャイニーズ・スーパーマーケット」に出掛けますと、そこでは「カエル」、「ニワトリの足」、「草魚(そうぎょ)」などなど、日本ではあんまり食べないような「食材」がごくごくフツーに並べられております。
まあまあ、それが「食文化」ですから、特に何の問題もないんですけどね。
中国本土では、場所にもよるんでしょうけど、「ハクビシン」なんかも食べちゃうみたいですし、以前にはそれを食べて「伝染病」に感染しちゃったという報道もありましたしねぇ。
確かに「ダーティー・チャイニーズ・レストラン」というタイトルには何のボカシもありませんし、「人種差別」と言われても仕方がないとは思います。
とはいえ、長らくハリウッド映画の中で描かれていた「ニッポン人」と申しますと、「黒縁メガネ」で、年がら年中「薄笑い」を浮かべているとか。
首から「カメラ」を下げている&無闇やたらと「おじぎ」をしていたりして。
今でこそ、「アニメ」だ「アイドル」だという時代に変わってきてはおりますが、欧米社会から日本がこのように見られていた時代があったのも事実(未だにそうかもしれませんけどね)。
にしましても、典型的な中国人のイメージが、「肉切り包丁」持って、「食材」である「ネコ」や「イヌ」を追っ掛け回しているものだとすれば、怒る人が出て来るのも無理はないのかも。
果たして、どこまでを「風刺」とか「パロディー」だと許しても好いのでしょうか?
昨今では、この線引きが、世界的に異常に狭まってきているような気もするんですけどねぇ。
確かに、絶対「差別」は好くないのですよ。
このような表現はあんまり好きではないのですが、「社会的な弱者」と呼ばれる皆さまに対するものとかは、どーにもダメなのではないかと。
思うに、政治家などの「権力」を持っているサイドにいらっしゃる方々に対する場合。
こんなのが、本来の意味での「風刺」に該当するのではないかと。
このニュースから得た意外な事実。
それは、チャイニーズの方々に対しましては、「肉切り包丁」を持って、「ネコ」だの「イヌ」だのを追い掛け回すイメージがあるのだな、ということでした。
さてさて、続きましては、トロントの警察のトップによる「告白」でありまして。
警察署長のMark Saundersさんが、自宅にテレビ局を招いて発表したことは、ご自身が月曜日に「腎臓移植手術」を受けるということ。
腎臓の提供者が、奥さまであるStaceyさんであるということ、なんですけど。
Markさんは生まれつき、2つある腎臓の内の1つが機能していなかったそうなのですよ。
長らくそのまま暮らしてきたのですが、ここに来て腎臓が機能不全に陥ってしまったと。
でもって、もはや「移植」しか生き延びる方法はないということで、提供者として名乗り出て、条件にも適合していたのが奥さまであったと。
Staceyさん曰く、「夫の命を救うためなら、自分の腎臓を提供するなど当然のことです」。
Markさんが、今回マスコミに対して大々的に発表した理由は、「移植」のドナー登録がまだまだ少ないことなのだそうです。
毎年毎年1600人程度が、「移植」を待つリストに加えられるそうなんですけど、実際のドナー登録者数は、カナダ人の20%にも満たないのだとか。
「移植医療」についての理解をもっと深めたいという狙いで、思い切った行動に出たそうなんですけどね。
このニュースを観ていた我が妻曰く。
「アタシの腎臓をあなたにあげるかどうかは、ちょっと考えさせてもらうわ」
現実は非常に厳しいということで、本日は閉店とさせて頂きます。
それでは、また次回の「つぶやき」で。
Markham company's ’Dirty Chinese Restaurant’ video game denounced as racist.
Police Chief Mark Saunders to receive kidney from wife on Monday.


