トロントを代表するローカル・ニュースショーに、「CP24(シーピー・トゥエンティーフォー)」という生放送のTV番組(毎日の生放送です)があるんですけど、その司会陣につきまして。
月曜日〜金曜日、朝のメインを務めますのは、プロレスラーのニック・ボックウィンクルにそっくりな(マニアックな例えで申し訳ございません)、キザでちょいワルおやじのスティーブであります。
アシスタントの女性は、やたら手足が長い、黒髪のプジャー。
ニュース担当は、笑顔がちょっぴり怖い女性キャスター、リンジー。
天気予報は、とにかく明るい(?)「気象学者」のビル。
鉄道関連のレポートは、今まさに海から上がったようなルックス、ベテラン・サーファーみたいな女性、ミカ。
道路交通情報は、声は低音、ちょっとやそっとじゃ笑わないボブ、であります。
まあ大体がこの6人で平日は進行しているのですが、見たところ、6人の内5人が白人さんです。
1人は、インド系のような感じですね。
転じて、土曜日、日曜日なんですけど。
メンバーが固定されておりませんので、名前は省略させて頂きますが、そのほとんどが黒人さん、もしくは褐色のカリビアンと思われる方々なのです。
何だか解(げ)せないでしょう?
土、日になると、一気に番組の雰囲気が変わってしまうんだもの。
トロントに移住してからというもの、田中家がガイジン勢から「差別」を受けた経験は、正直に申し上げて一度もございません。
カナダの何がいいって、「自由の国」アメリカ様よりも断然「差別」が少ないということです。
もう世界中からの移民だらけで、元々のカナディアンて一体どんな人たちなの?、って感じですから。
白人さん、黒人さんともに多過ぎず、少な過ぎずといった絶妙なバランス。
わたくしが住んでいる地域などは、まさに中国人だらけでございまして、アジア人が一番デカい顔をしているような。
ホテルでも病院でも銀行でも。
どんな政府関連の施設に行きましても、順番を飛ばされて白人さんが先、とかそんな経験はありません。
アメリカの「差別」は相変わらず凄いみたいですからねぇ。
娘の「ガーディアン」を務めて頂いております留学エージェントさんが実際に見てきた話なんですけどね。
セントルイスにある某企業は、同じ会社にもかかわらず、白人さんと黒人さんが働くフロアが違うのだそうです。
この階は、黒人さんだけしか入れないとか、そんなことをやっている。
未だにですよ。
それに対して、何の文句も出ないのかといえば、「そういうものだ」と完全にあきらめているそうです。
「自由の国」の現実はこんな感じ。
にしても、トロントの朝のニュース・ショーだけは理解出来ないんですよね。
平日は俺たちでやっておくから、休日はお前らでやっとけや、俺たちは休むから。
非常に気楽で楽しいムードですし、トロントの情報はすべて網羅(もうら)されている番組なので、毎朝欠かさず観ているのですが、この週末の画面から受ける「違和感」だけは未だに拭え(ぬぐえ)ないんですよねぇ。
メインキャスターは「白人」。
こんなメッセージを受け取ってしまうのですが、トロントにお住まいの皆さんは如何でございましょうか?
単なるわたくしの「錯覚(?)」なのでしょうか。
別に、白人さんたちに文句がある訳ではないのですが、長らく気になっておりましたのでお話しさせて頂きました。
日本では、月曜日〜金曜日の帯番組はあっても、土曜、日曜はまったく違う番組のケースが多いので、こうした「休日差別(?)」みたいなものを見せつけられる可能性は低いですよね。
土、日はゆっくり寝ていてみんなあんまり観てないので、こういったメンバーでもいいかなとか、そんな意図も感じてしまうのです。
もしくは、平日は白人さんばかりを起用しているので、その償い(つぐない)とかバランスとかね。
トロントにお住まいの皆さまは、どうお感じになりますでしょうか?
お陰さまで、トロントの日常生活には、ほとんど「差別」はないと思います。
それだけでも、「少数派」の日本人にとりましては大変有難いことなのですね、好きですトロント!


