2015年09月30日

これも一種の『人種差別』なのであろうか?

これは、移住当初からずーっと思っていたことなんですけど。

トロントを代表するローカル・ニュースショーに、「CP24(シーピー・トゥエンティーフォー)」という生放送のTV番組(毎日の生放送です)があるんですけど、その司会陣につきまして。

月曜日〜金曜日、朝のメインを務めますのは、プロレスラーのニック・ボックウィンクルにそっくりな(マニアックな例えで申し訳ございません)、キザでちょいワルおやじのスティーブであります。

アシスタントの女性は、やたら手足が長い、黒髪のプジャー。

ニュース担当は、笑顔がちょっぴり怖い女性キャスター、リンジー。

天気予報は、とにかく明るい(?)「気象学者」のビル。

鉄道関連のレポートは、今まさに海から上がったようなルックス、ベテラン・サーファーみたいな女性、ミカ。

道路交通情報は、声は低音、ちょっとやそっとじゃ笑わないボブ、であります。

まあ大体がこの6人で平日は進行しているのですが、見たところ、6人の内5人が白人さんです。

1人は、インド系のような感じですね。

転じて、土曜日、日曜日なんですけど。

メンバーが固定されておりませんので、名前は省略させて頂きますが、そのほとんどが黒人さん、もしくは褐色のカリビアンと思われる方々なのです。

何だか解(げ)せないでしょう?

土、日になると、一気に番組の雰囲気が変わってしまうんだもの。

トロントに移住してからというもの、田中家がガイジン勢から「差別」を受けた経験は、正直に申し上げて一度もございません。

カナダの何がいいって、「自由の国」アメリカ様よりも断然「差別」が少ないということです。

もう世界中からの移民だらけで、元々のカナディアンて一体どんな人たちなの?、って感じですから。

白人さん、黒人さんともに多過ぎず、少な過ぎずといった絶妙なバランス。

わたくしが住んでいる地域などは、まさに中国人だらけでございまして、アジア人が一番デカい顔をしているような。

ホテルでも病院でも銀行でも。

どんな政府関連の施設に行きましても、順番を飛ばされて白人さんが先、とかそんな経験はありません。

アメリカの「差別」は相変わらず凄いみたいですからねぇ。

娘の「ガーディアン」を務めて頂いております留学エージェントさんが実際に見てきた話なんですけどね。

セントルイスにある某企業は、同じ会社にもかかわらず、白人さんと黒人さんが働くフロアが違うのだそうです。

この階は、黒人さんだけしか入れないとか、そんなことをやっている。

未だにですよ。

それに対して、何の文句も出ないのかといえば、「そういうものだ」と完全にあきらめているそうです。

「自由の国」の現実はこんな感じ。

にしても、トロントの朝のニュース・ショーだけは理解出来ないんですよね。

平日は俺たちでやっておくから、休日はお前らでやっとけや、俺たちは休むから。

非常に気楽で楽しいムードですし、トロントの情報はすべて網羅(もうら)されている番組なので、毎朝欠かさず観ているのですが、この週末の画面から受ける「違和感」だけは未だに拭え(ぬぐえ)ないんですよねぇ。

メインキャスターは「白人」。

こんなメッセージを受け取ってしまうのですが、トロントにお住まいの皆さんは如何でございましょうか?

単なるわたくしの「錯覚(?)」なのでしょうか。

別に、白人さんたちに文句がある訳ではないのですが、長らく気になっておりましたのでお話しさせて頂きました。

日本では、月曜日〜金曜日の帯番組はあっても、土曜、日曜はまったく違う番組のケースが多いので、こうした「休日差別(?)」みたいなものを見せつけられる可能性は低いですよね。

土、日はゆっくり寝ていてみんなあんまり観てないので、こういったメンバーでもいいかなとか、そんな意図も感じてしまうのです。

もしくは、平日は白人さんばかりを起用しているので、その償い(つぐない)とかバランスとかね。

トロントにお住まいの皆さまは、どうお感じになりますでしょうか?

お陰さまで、トロントの日常生活には、ほとんど「差別」はないと思います。

それだけでも、「少数派」の日本人にとりましては大変有難いことなのですね、好きですトロント!

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2015年09月23日

トロントの男子トイレは「秘密主義」!? 男子トイレ事情をそっとお知らせしましょうか

先日、トロントの地下鉄を代表する乗換駅、Bloor(ブロア)駅のフードコートにて久々に食事をしていた時の話なんですけど。

帰り際、男子トイレを利用したのですが、皆さまにお伝えしようしようと思いながらもはや数年。

日本人とは異なる姿勢で用を足す人々を見て、長らく疑問に思っていたことを思い出したのです。

トロントに移住して以来定期的に痛感していたことでもあったのですが、「男子トイレの立って用を足す便器」の使用方法が、日本人とは微妙に違うかもということなのです。

トロントの男性用トイレの立ってする方の便器には、基本的には隣りとの「仕切り」がありません。

まず、便器を前に立つ姿勢なのですが、これは圧倒的に若い方々に多いんですけど、便器に覆いかぶさるように立つ人が多いんですよ。

そんなことをしたらあーた、ズボンにはね返りが掛かってしまうだろうよ、というくらいに前のめりになっている。

それこそスキーの「ラージヒル・ジャンプ」を飛んでいるような前傾姿勢なんですよ。

極力、隣りの人から股間を見られないように。

そんな自信なさ気な雰囲気が伝わってくるんですけど。

ヒドい人なると、トイレの入り口から見て一番手前とか一番奥のポジションで、隣りの人に背を向ける感じで用を足してる人もいますもの。

ご理解頂けますかねぇ?

詳しくご説明しますね。

便器がある壁を1辺(「辺A」)とします。

一番手前もしくは一番奥の便器は、右もしくは左側が壁になっておりますので、人が立てるのは片方だけです。

行き止まりになっている壁がその便器のある壁に対して直角(90度)になっている。

便器がある壁が1辺(「辺A」)、行き止まりになっている壁がもう1辺(「辺B」)。

その2辺に対して、男性は3角形を作るカタチで立つのです。

つまり、男性の背中がもう1辺(「辺C」)になり、3角形が完成されるという訳ですね。

おしっこは、便器がある壁と行き止まりになっている壁の「付け根」付近に向かう角度で放出されることになり、右隣、または左隣の方々には、ナニを見られることはないと。

隣りの人から見れば、斜めになって背を向け用を足しているように見える。

もう高校生くらいの男子は凄いですよ、「自意識過剰」と申しましょうか、便器を抱きしめるようなフォルムでおしっこをしてらっしゃいますもん。

わたくしなぞは「ジャパニーズ・スタイル(?)」なので、堂々と背中を後ろに反っちゃう感じで、見たい人にはいくらでも見せてやろうという大盤振る舞い。

あまりに隠さず放尿しているものですから、隣りのガイジン勢からチラ見されることもしばしばで、妙な優越感に浸っております。

で、ブロア駅の男子トイレなんですけど、50代くらいのサラリーマン風のおじさんが、前のめりになるあまり、右手で息子を支え、左手で便器をガッチリ押さえて用を足していたんですよ。

なんかねぇ、左手は飛行機の「操縦かん」でも握っているような力の入れようだったんですけど。

便器を握っているのは初めて見たんですけど、どう見ても汚いですもんねぇ。

いろいろな方々の「しぶき(?)」が付着していると思われますので。

それでは、なぜにガイジン勢は他人に「局部」を見られたくないのでしょうか?

これはわたくしのあくまで推論なのですが、おそらく「銭湯」などに入る習慣がないからではないかと。

子供の頃から「温泉」施設などで、他人様の持ちモノを見る、もしくは自分のを見せることもない。

お風呂は、大抵シャワーだけですもんねぇ。

「スーパー銭湯」みたいな大浴場など存在しないし、いわゆる「裸の付き合い」なんてのも皆無。

要は、他人の前で「全裸」になることがないので、一部だけでも見られるのが恥ずかしいのではないでしょうか?

ホント高校生くらいのアンチャンたちは隠しますよぉ。

移住当初は何でこんなに隠すのだろう?、と非常に疑問だったのですよ。

気にし過ぎだよな、若いからかなとか思っていたのですが、いい年のおじさんなんかでもそれなりに隠してらっしゃる場合もあるので、これはどういうことかと。

用を足して手を洗わない男子もそれなりにいるんですけど、以前に地下鉄Eglinton(エグリントン)駅のフードコートのトイレで面白い場面を見たのですよ。

そこは薄暗くて、いつアイスホッケーのお面を被った「ジェイソン」なんかが出て来てもおかしくないような雰囲気で、いつもあんまりキレイではないんですけど、その日に限って「温風乾燥機」が故障していたのです。

思い切り手を洗った紺のポロシャツを着てガタイのいい黒人さん、故障しているのに気がつくや意外な行動に出たのです。

トイレットペーパーで拭くとかそういうのじゃないんですよ。

さも当然のようにその姿勢になったので、前にもそのように拭いたことがあるんでしょう。

いきなり両手を脇腹辺りから背中に回し、ポロシャツの生地で拭き拭きしたのです。

手の甲も手の平もね。

格好としましては、警察官の方などに背中に向け腕をひねられ、関節を極められた時のような手の位置だったんですけど。

目の前で突然起こった出来事でしたので、声を失ったと申しましょうか、ポロシャツの背中って手を拭けるんだな、と妙に感心したものでした。

女性の皆さま、男性のみんながみんなではございませんが、男子トイレは「やりたい放題」なのでございます。

トイレから帰って来た彼氏と手をつなぐ時なんかは、どうか「あなた、キチンと手を洗ってきたんでしょうね?」と確認した方がいいですよ。

結構洗ってなかったりしますので。

本日は、女子には知り得ない、もしくは知りたくもない、トロントの男子トイレ事情についてご報告させて頂きました、同じ男子なんですから、そんなに隠さなくてもねぇ、見せても減るもんじゃないし、好きですトロント!

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2015年09月16日

「グレード8」になって、だいぶ勉強の内容が変わってきましたね

先週からミドル・スクールが始まりまして、いきなり宿題の嵐になるのかと思えば、今年はそうでもなくて、何とくなく「ソフトランディング(?)」みたいな感じで推移しております。

「Language(国語)」の課題は、新しいクラスのメンバーへの「自己紹介」を兼ね、「自分について」を500words以上で語るのが課題です。

英単語が500以上であればどんなに長い文章でもいいらしく、ストレートに自分の「性格」ですとか「趣味」について書く子もいれば、オリジナルの「物語」を創作する子も。

何か事件に対する意見などのようなものでもOKのようで、とにかく長文の英語を書かせるのが狙いのようです。

グレード8(エイト)といえば、来年からは高校生になる訳で、おそらく高校になってからのことを視野に入れていると思うのです。

高校になれば、レポートなどで大量の英語を書かされる。

なので、その対策としてミドル・スクールの最終学年では、メチャメチャ文章を書かせることに重点が置かれているのでしょう。

昨晩も遅くまで、パソコンと電子辞書を使って原稿作りをしてましたよ。

「パパさぁ、『だから』という意味の単語なんだけどさあぁ、so と therefore とか hence 、 thus なんかがあるけど、他に何かない?」

英語の長文を書くとなりますと、同じ単語を何度も使用するのは減点の対象になります。

ですから、ひたすら重複しないように、しないようにと異なる表現を探していく訳ですね。

「しかし」でも、but、however、yet、stillとか。

そうすると、ごくごく自然に語彙力(ごいりょく)がついていくというシステムなんですけど。

やはり、英語を学ぶ上で、日本人に絶対的に欠けているのは、この「書く作業」だと思うのですよ。

しかも「長文」をね。

日本では、「流暢に英語を話すこと」ばかりに注目が集まり、書くことは後回しにされているような。

というよりも、そこまでは行けてない。

娘の英語習得の過程を見ておりますと、まず話せるようになってから、長文を徹底的に書かされることによって単語力をさらにアップさせているようです。

あとは、ぶ厚い「ペーパーバック」を読んだりするのもそうなんですけど。

ただ、日本の場合ですと、英語の小論文を書いてくる課題を出しても、その解答を採点出来る先生がいないかもしれませんね。

英語ネイティブの教師でもないと、クラス数十人の論文など添削することは不可能ですからねぇ。

ここ1週間の娘の姿を見ておりますと、ひたすら英語をタイプしているのです。

で、画面を見ると、ものすんごく長い英文が書かれていてもう気が遠くなりそうなんですけど。

小学校低学年で移住した娘でもこのレベルなのですから、英語圏生まれのお子さんたちはおそらくもっと高いレベルかもしれません。

「Math(数学)」でも、随分と授業の内容が変わってきました。

グレード7(セブン)までは、「正解すること」に重点が置かれていましたが、グレード8では、すでにある程度ヒントを与えられている状態で、その正解を導き出すには、いかなるパターンが考えられるのか?

1つの方法ではなく、出来るだけ多くの方法を考え出すという、「プロセス重視」になってきているようです。

宿題も少しずつ出していくのではなく、教師のホームページに授業の日程が載っており、前もって今後どんな宿題が出されるかという情報もアップされております。

その宿題を解くためのヒントも掲載されていますので、やる気がある生徒であれば、ドンドン先に進んで今後出されるであろう宿題を片付けられるのです。

またリンクされているページも、それぞれの章ごとのヒントになるようなものが用意されている。

教師にメールで質問することも可能ですし、やる気のある生徒を引き上げようとする姿勢が見受けられると同時に、ふんだんにヒントを掲載することにより、とにかく理解出来ないまま進まないようにしている工夫も成されております。

こういう体制で勉強したかったですよね。

出来るだけ解らせようとしていると申しましょうか、教師サイドのサービスがすばらしい。

これなら学習塾や予備校などがなくてもそれなりに対応出来ますもん。

すべて高校に上がった時のための準備みたいですけどね。

高校に行きますと、「数学」なんかだと、教科書の後半部分にはすべて問題の「正解」が掲載されいるとのこと。

まず「正解」ありきで、どうやってこれを導き出すのか?をテーマに授業が行なわれるそうです。

日本とは「力点(?)」が違うと申しましょうか、「お受験」の文化とは相容れないものがあるのかも。

「正解すること=正義」、「正解すること=勝利」にはならないですもんね。

いくつものプロセスを検証していく訳ですから。

それと、やはりこれも高校生になるためのステップだと思われるのですが、「ノートのとり方」をチェックする先生もいるみたいですね。

自分が授業で話したことを、生徒たちがキチンとノートに書けているのか?

その読み易さ、理解し易さ、ビジュアルなんかも含めて指導されるようです。

今は凄いですよね、「インスタグラム」なんかで日本の受験生たちが自分のノートのとり方をアップしているのですよ。

我が娘も、盛んに受験生のやり方を学んでますもん。

「蛍光ペン」によるカラーリングなんかも含めてね。

「お受験」に参戦している訳ではないのですが、トロントにいながらにして受験生にお世話になっているのは、さすがSNSの時代であります。

来年ハイスクールに通うミドル・スクールの最上級生は、ひたすら英語の長文を書かされるという作業に没頭し、「正解」すること重視ではなく「プロセス」重視の教育を受けております。

昨年度までは、宿題について少しはアドバイス出来ていましたが、パソコンに向かい、さも日本語でも入力するかのようなスピードで英語を打ち込んでいる我が娘よ。

もうパパは何もしてやれないよ、ひたすら声援を送るしか無理だな、こりゃ、と白旗を上げております。

それにしても、日本の受験生のノートのとり方は、ほとんど「アート」ですよね。

「青」は記憶に残り易いので、重要な箇所は「青」のボールペンで書くとか。

何ともサイエンティフィックで、「力づくで」受験勉強をしてきたわたくしたちとは大違いです。

大学受験を控えた高校3年生とかと「インスタグラム」なんかで交流している娘を見るにつけ、13時間という時差こそあれど、日本とトロントがすぐそばにあるかのような錯覚に陥(おちい)ってしまいます。

トロントに「お受験」はないけど、人生は至る所に「オーディション」が待ち構えているので、せいぜい国境を越え、同士たちから「戦略」を学んでくれたまえ。

娘がどのような英語教育を受けているのかにつきましては、今後折りに触れお知らせしていきたいと思っております、ネイティブたちはこうして英語を学んでいるのね、と目からウロコの日々であります、好きですトロント!

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posted by 田中フラッフィー at 09:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | トロント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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