自宅を11時頃出発し、珍しくダウンタウンまで出掛けたのですが、地下鉄内での乗客のファッションがこれまた凄かったんですよ。
ノースリーブ、ショートパンツ、Tシャツ、ポロシャツはもちろん、パーカー、ジャンパー、フリース、ダウンジャケット、おまけに冬物の本格的な「マフラー」を巻いている女性が2人。
この人たちフザけてんのかな?と思われるほど、その格好がバッラバラなんですよ。
かなり寒かったのでジャンパーくらいが正解(?)だと思うのですが、それにしてもノースリーブとマフラーの差はもの凄いですよね。
この光景は、まったくブログのネタには申し分ないよなぁとか、心の中でほくそ笑むわたくしだったのですが、昨日の土曜日と本日は、地下鉄の一部区間が不通となっておったのですよ。
トロントの地下鉄では、1ヶ月に1回あるかないかの割合で、ある区間を完全に止めちゃってメンテナンスをやったりするのです。
今回は、「南北線(ライン1、トロントの最も主要な路線です)」のLawrence(ローレンス)駅〜Bloor(ブロア)駅までの5駅を止めていたのでありますが、まず日本ではあり得ないと思われますのは、「土、日の丸々2日間」を完全に止めてしまうということです。
前提として、トロントの地下鉄は、この「南北線(ライン1)」しかほとんどないと言っても好いほど、メインとなる路線であるということ。
例えばですね、「銀座線」で言えば、末広町〜神田〜三越前〜日本橋〜京橋〜銀座までを止めちゃう感じですかね。
土曜日、日曜日、終日ですよ、しかも。
で、銀座線以外の地下鉄及び、JR線などの鉄道はまったくない状態だとお考え下さい。
こんなことをトロントでは平気でやってしまうのです。
さて、「振替輸送」はどうするのか?
地下鉄ローレンス駅〜ブロア駅までは、「シャトルバス」を走らせているのですが、中途半端な日中の時間帯だとそれほど混雑しないのですが、夕方ともなりますと交通渋滞にも巻き込まれる。
なおかつ、乗客の数が多過ぎてバスの本数が追っつかないのです。
最悪なことには、ブロア駅という駅は、トロントを代表する乗換駅(ターミナル駅)の1つなので、乗降客が非常に多いのですよ。
ダウンタウンのUnion(ユニオン)駅が「東京駅」だとすれば、ブロア駅はさしずめ「上野駅」といったところでしょうか。
本日も、夕方の帰宅時間ともなりますと、ブロア駅最寄りのバス乗り場には100m以上の列と化した人々が、まるで「大腸」のようにクネクネした状態で並んでおりました。
でね、シャトルバスがぜんぜん来ないのですよ、というよりもお客が駅に到着するペースの方が断然早くて、歩道に人が溢れている。
さすがに呑気(のんき)なトロントっ子たちも、一様にムッとしてましたもの。
あまりに待たされるのでね。
何を申し上げたいかといえば、地下鉄の路線がほとんど1本しかないに等しいトロントです。
そのメインとなる路線を、土、日とはいえ、丸々2日間も止めちゃってどうするのだと。
今回止めた理由は、「信号機のアップデート」とか車内放送で言っていましたが、日本だったらどうしているか?
手段は簡単、「夜間工事」です。
間違いなく、昼間はやらないでしょう。
いくらでも「振替輸送」が利く日本でさえ、2日も止めての工事などはやらない。
もしやったとしたら、苦情が出て大変だと思うんですよ。
まあ、地下鉄を1社で「独占」しているような経営状態ですので、やりたい放題やっているんでしょうね。
シャトルバスとバス乗り場に配置したガイド(おそらくアルバイトさんだと思うのですが)とか、かなりの費用もかかると思うのです。
ある区間が止まっていることを駅に来て知った乗客もいたりして、約束の時間に間に合わないだので大騒ぎ。
他に地下鉄などありませんので、泣き寝入りするしかないとか。
ね?、不便なんですよ、こんなところもね。
トロントには、「地下鉄網」などというものが存在しません。
「1社独占」とか、こんなのもダメだと思います。
でね、帰りの地下鉄の中で、お笑いコンビ「ザ・たっち」みたいなルックスの、高校生くらいの2人組が座席に並んで座っていたのですが、「スムージー」を飲んでいたのですよ。
トロントでは当たり前なのですが、その飲みかけのスムージーを床に置いては飲む、置いては飲むを繰り返していたのです。
皆さま、もう察しがついたと思うのですが、わたくたち家族が座っている目の前で、まだ半分ほど中身が入ったスムージーを誤って足で倒してしまったのです!
哀れ(あわれ)フタが外れ、マンゴーと思しきオレンジ色の液体は車内の床を、進行方向とは逆方向にドワ〜ッと這って行きます。
それなりの乗客がおりましたので、液体が掛からないように足を上げる人、股を開く人、「オーマイガー!」、「オーマイゴーッシュ!」などなど、あきれ返りながら後ずさりする人々。
「モーゼ」ですね。
海が割れちゃう、モーゼ状態ですよ。
「やっぱりやったよ、やると思ってたんだよなぁ」
ブログに書けと言わんばかりの出来事に、この状況をしかと見届けなければと思いながら凝視するわたくし。
その男子2人ですか?
もうどうすることも出来ないぜといった感じで、倒れたカップもそのままに、ニヤニヤしながら降りて行きました。
床はオレンジ色の液体で、ちょっぴりホラー映画(?)のようでもあり、見るも無残な状況になっていたと。
今日の出来事はこんな感じですね。
移住当初から疑問に思っていたことのひとつ。
それは、地下鉄の工事やメンテナンスを昼間もやること。
土曜日、日曜日、終日2日間なんですよ、大抵ね。
よく苦情が出ないよなぁとか、思い続けて今日に至ると。
こんなのも「価値観」の違いなんですかねぇ。
どんな業界も、やっぱり「独占」はダメだよなぁ、と痛感した地下鉄内にて。
あと、飲みかけの飲み物を平気で床に置く習慣も、出来ればやめた方がいいと思うんですけどねぇ。
それでは、また次回の「つぶやき」で。


