2015年09月17日

日々のつぶやき「トロントの日常を何のてらいもなくそのまま語ってみましょうか」

先日、中島みゆきさんの名曲「うらみ・ます」が似合いそうな、トロントの地下鉄「東西線(ライン2ですね)」の某駅からの帰り道、薄暗い照明と床にゴミが落ちている車内にて、大柄なお兄さんさんたち2人に出会いました。

身長は180cmを超えていたでしょうか、2人ともTシャツにジーンズ姿で足を前方に投げ出し、大声で話をしております。

ふと見れば、傍らには「ペット」を持ち運ぶためのケースが開けられた状態でイスの上に置かれている。

しかし、犬などはどこにも見当たらないと思えば、片方のお兄さんの大きなボストンバッグの上にちょこんと座っていたのは、体長20cmくらいのペルシャ猫(?)のような子猫でした。

ニコニコしながら猫の背中をナデナデしているのですが、とてもペットを可愛がるような風貌ではないお兄さんたちです。

両腕にはばっちタトゥーが入っているし、靴も汚いんですよ、泥(どろ)が白く固まっちゃって「きんつば」みたくなってたし。

「人は見た目が9割」とかいう書籍が話題になったことがありましたが、見た目ではとても判断出来ないケースでしたね。

地下鉄の車内で猫を撫でるという行為は、日本ではあり得ないですもの。

まあまあ盲導犬、聴導犬以外の犬をさも散歩をするかのように持ち込むのも不可能だと思いますし。

ペットは全般的に無理ですよね、むき出し(?)の状態ではね。

それだけに、トロントの車内はインパクトがあるんですよ。

動物がフツーにいらっしゃる訳ですから。

かと思えば、昨日のことなのですが、妻と一緒にトロントのメインストリートであります「Yonge Street(ヤング・ストリート)」沿いを歩いていた時のこと。

駐車スペースに停められたクルマの後部付近で、熱心に立って議論しているスーツ姿の男性2人。

メガネを掛けた2人は50代くらいでしょうか、白髪でちょっぴりダンディーな面構えです。

段々と近づいて行く内に、1人の男性が何かを手にしながら熱く語っていることが解ってきました。

あんなに熱心に説明しているところを見ると「書類」か何かだな。

打ち合わせに違いないと、視認できる距離まで近づいてみるや、意外な結果が待ち受けておりました。

男性が手にしていたのは、何と「ウサギのぬいぐるみ」。

ぬいぐるみを手に、白熱したトークを繰り広げているのですが、聞いている方も非常に親身になって頷(うなず)いている様子です。

道路上で立ってする話でもなさそうなんですけど、ウサギのぬいぐるみを握り締め何をそんなに議論していたのでしょうか?

もの凄く真剣な眼差しだったんですよ、2人とも。

それに対するぬいぐるみの可愛さが、異様なまでのコントラストを放っていたというね。

あれは単なるぬいぐるみではなかったのかもしれません。

何か良からぬものの受け渡しとか。

ウサギの中には、「存立危機事態」を告げる秘密文書が折り畳んで忍ばせてあったりして。

いやいや、あのぬいぐるみの持ち主だった娘さんが行方不明とかだな。

警察犬にニオイを嗅がせるために持参したとか。

新手の「アイフォン」カバーかもしれない、冬場は暖かそうだし。

それとも「いっこく堂」さん?

ウサギのぬいぐるみを使った「腹話術」を披露してたのかしら。

妻ともども、ぬいぐるみを握った状態で、大の男2人があんなに真剣に議論するかね?、という詮索に花が咲き、その後も数時間は楽しませて頂きました。

で、今朝、友だちのお母さんにクルマでピックアップしてもらっている場所まで、娘を送り届けた帰り道。

妻と2人で近所のスーパーまで買い物に行ったんですけど。

バナナだのニンジンだのと合わせて、1.5Lの水を2本購入したのです。

持参したエコバッグは1つ。

スーパーのビニール袋は基本的にもらいません。

バナナとニンジンをバッグに入れ、1.5Lの水を1本ずつ素手で持ちながら歩く我々。

ペットボトルの水を抱くようにしてスーパーを後にしたのですが、東京でしたら恥ずかしくて、というよりも他人の目があるので絶対にやらないと思うのです。

スーパーのレジで必ず聞かれる「Do you need a bag ?」。

何かバッグを持ってきているかの確認とともに、そのまま手で持って帰る?、と聞いているのです。

商品にはスーパーのロゴの入ったテープなんか貼ってくれませんからね。

そもそもそんなテープなんて用意してないし。

ですから、これはレジを通した商品ですよ!という何か証拠となるようもの(あるのは「レシート」だけですね)を外部に示すことなく、トイレットペーパーや洗剤、ペットボトルなんかを抱いて帰るのであります。

妻と話したんですけど、「結局、トロントの良い所はどこなんだろうか?」。

歩きながらの結論としましては、便利な都市ではありませんが、とにかく「平和」であるということ。

世界中の民族が入り乱れているせいか、どんな格好、見てくれで歩いていたとしても、他人から特に気にされることもない。

要は、他人に変に気を遣わなくていい、気兼ねがないということ。

まったくトロントは呑気(のんき)だね、という意見でまとまりました。

先週のことでしたが、ミドル・スクールまで我が娘を迎えに行った際、「今日ねぇ、クラスのみんなと楽しく遊んだんだぁ〜」とか言っていたので、何をしたのか聞いた答えは、まさかの「鬼ごっこ」。

来年高校に上がるというのに、「鬼ごっこ」で盛り上がってんのね。

今朝なんかは、娘が、しゃっくりが止まらい、止まらないって大騒ぎしてたんですよ。

ピンク色の口紅を塗ってる時にもしゃっくりが出ちゃって、唇からはみ出しちゃったよ、あーもうヤダとか。

そんなことで悩んでいられるのですから、今日もトロントは「通常営業(?)」といった感じでしょうか。

それでは、また次回の「つぶやき」で。
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posted by 田中フラッフィー at 07:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | フラ・つぶ(フラッフィーのつぶやき) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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