地下鉄にて、ダウンタウンを目指していた我が家。
本日の最高気温は30度の予想で、トロントにしては湿度も高めです。
と、Lawrence(ローレンス)駅から、高校生ぐらいの男子2人組が乗車してきました。
1人はTシャツにバミューダ・パンツ。
まあまあこれは、この時期の高校生には有りがちな格好です。
問題は並んでしゃべりながら乗ってきたもう1人。
白人で、イケメンというほどではありませんが、それなりのルックスで柄も悪くありません。
何気なく開いたドア方面を見ていたわたくしでしたが、その瞬間、自分の目を疑いました。
無理もありません。
その白人の彼は、何と「上半身ハダカ」だったのです!
上半身ハダカにバミューダ・パンツ、我々家族の向かいの席に座り、ごくごくフツーに笑顔で友だちと話し続けております。
そばには、ベビーカーに乗せられた2歳くらいの可愛い女の子がいたのですが、ハダカのお兄さんが乗ってきたので、彼女の視線はもう完全に釘づけ。
車両中が、チラチラ、チラチラ、その青年を見つめている状況です。
咄嗟(とっさ)にわたくしが思ったこと。
「これは、『リアル・裸の王様』に違いない」
公共交通機関の中だし、上半身ハダカなんてあり得ないよ、だって、彼は至って落ち着いて友だちと話しているもの。
ああ見えて、実はTシャツかなんかを着ているんだ。
じゃなければ、電車内であれほどリラックス出来る訳がない。
もしや、わたくしにだけ見えていないのではなかろうか?
それほどまでに度肝(どぎも)を抜かれたのですが、白人の素直そうな高校生は、紛れもなく「上半身ハダカ」だったのです。
並んで座って見ていた妻と娘に伝えたこと。
「これは、神様がパパにくれたギフトだね、今日のブログに書きなさいってことだよ、有難いよね」
「でないと、まるで待ち合わせでもしたかのように、パパたちの目の前のドアから、こんなトンチンカンな格好の人が入って来る訳ないもの」
トロントに移住して以来、上半身ハダカで散歩をしているおじさんなんかは目撃したことがあるのですが、電車に乗ってきたのは初めてでした。
駅員さんのいる改札も、「半裸」で通過してきたんですよねぇ?
日本でしたら、改札で止められているか、まず駅までの路上の時点で「補導」されてるかもしれませんね。
いやぁ、トロントの底力(?)恐るべし。
もう電車内のエピソードは当分ないだろうと、高をくくっていたけどアマかった。
次のEglinton(エグリントン)駅で降りて行ったのですが、高校生は今日1日あの格好なんでしょうね。
それにしても、いくら少しばかり暑い日だからって、上半身ハダカはマズいだろうよ。
ハダカでもキチンと腕時計をしてたのには、ちょっと笑っちゃったんですけどね。
ちゃんとしてんだか何だか分からない「半裸」の青年。
「リアル・裸の王様」に出会いましたというお話でありました。
その姿は、お笑い芸人「とにかく明るい安村(やすむら)」さんの決めゼリフ、「安心して下さい、穿(は)いてますよ!」のまさに逆。
「安心しないで下さい、着てませんよ!」
それでは、また次回の「つぶやき」で。



思わずコメントされていただきました。
是非とも拝見してみたかったです(笑)
パンを食べていた女性もそうですけど、
周りの目というものを全く意識しないんですね。
そんなところが良いところでもあり、ちょっとなぁというところでもあるんですけどね。
大変お世話になっております。
さて、この度はコメントを頂戴しまして誠に有難うございました。
トロントの地下鉄内は、ネタの「宝庫(?)」ですね。
神様は、次回どのような「使者(?)」を送り込んでくるのだろうか?、と期待と不安が交錯しているような状態であります。
地下鉄の車内では、皆さん、とにかくよく食べたり飲んだりしてらっしゃいますよね。
「ポテトチップス」を食べてる会社帰りのOLさんなんかを見掛けると、「自宅のソファーかよ!」とか突っ込みたくなりますもんねぇ。
飲み口の付いたフタをしたコーヒーカップを、飲み掛けにもかかわらず、さもフツーに床に置いちゃうし。
で、床から取って、また飲み始めちゃうのも凄いですよね。
日本とは「価値観」がまったく持って違うのでしょうね。
しかし、このようなガイジン勢のかる〜く常軌を逸した(?)行動があるからこそ、当ブログが成り立っているという話もございます。
今後とも、地下鉄内での取材(?)は続けさせて頂きますのでどうかご期待下さい。
サリー様もトロント在住でしたよね?
お互い肩の力を抜いて、あまり深刻にはならないようトロント・ライフを楽しんで参りましょう。
それでは、引き続き「好きですトロント!」をどうぞよろしくお願い致します。
田中フラッフィー