他線との「乗り入れ運転」が増えたため、「遅れの連鎖」も問題にはなっておりますが、東京の地下鉄の乗り継ぎは、世界に誇れるほど便利なのは間違いありません。
緻密に計算された時刻表、1分でも遅れればお詫びをするなど、何もそこまでと思ってしまうほどのレベルを維持しております。
他方、時刻表など恐らく存在しない。
ホームに電車が間もなく入線するにもかかわらず、「電車が参ります」のアナウンスもなく、毎回毎回、突然電車がやって来る。
15分くらいの遅れなど日常茶飯事、特にお詫びの言葉もなく、何事もなかったかのように運行。
とまあ、トロントの地下鉄は運行形態からしても、すでに「やりたい放題」なのですが、もの凄いのは鉄道会社サイドばかりではありません。
先日、夕方4時半頃でしたか、地下鉄Eglinton(エグリントン)駅から乗車してきた、30代くらいのスーツを着たOLさん。
左肩に小さ目のバッグを掛け、黒縁メガネがよく似合う。
ごくごくフツーのルックスの方だったのですが、何だか茶色と白の物体を右手に持ってるなぁと思えば、またまた出ました!
過去にも数回目撃している、パンをむき出しで握っている人を発見です。
しかも今回は、性質(たち)の悪いことに(?)、「お砂糖がたっぷりとまぶされた」クロワッサン。
でね、乗ってくるなり、そのお姉さんが立ったままそれを食べ始めたからさあ大変。
噛む度に、白い砂糖がボロボロ、ボロボロ床に落ちて行くのですよ。
もう、ボロボロ、ボロボロ、滝のようにと申しましょうか、空中に白い粉が舞っているのが見えたりして、演歌歌手の方が登場してくるスモークじゃないんだから。
そのOLさんが乗り込んできた時には、それなりに周りに乗客がいたのですが、そんな状況のためか、1人減り、2人減り。
結局、お姉さんを中心に半径1.5メートルくらいには誰もいなくなっちゃった。
「『モーゼ』だな、こりゃ完全に『モーゼ』だわ」、「海が割れるように人がいなくなったもんね」、などと妻と話していたのですが、東京でこんな光景はあり得ないと思うのですよ。
地下鉄の車内で、OLさんが仁王立ちして、たっぷりお砂糖の掛かったクロワッサンを食べ始めるなんてね。
なんで、家まで待てないんだと。
それで、どーして袋に入れてもらわないで素手で受け取っちゃうんだと。
東京でしたら、ヘタをすると駅員さんに通報されちゃうかもしれないですね。
車内で物を食べるのなんて当たり前。
ケータイ電話で話すのも、まったく持って自由なんですよ。
皆さん、何の躊躇(ちゅうちょ)もなく大声で長電話をしております。
盲導犬、聴導犬以外の動物の持ち込みもOK(さすがに、ライオンとかは無理でしょうけどね)。
小型犬のみならず、シェパード、ボクサー、ハスキーなんかの大型犬を連れた乗客もいらっしゃいます。
ネコとかウサギを抱いてる女の子を見たこともありますね。
それと、自転車の持ち込みも大丈夫なんですよ。
改札を特別に開けてもらって、皆さん、入場して来るんですけど。
ある時などは、ご家族4人で、それぞれ1台ずつ、合計4台の自転車がひしめき合っていたことがございました。
座席に座り、その前に両手でハンドルとサドル(イスですね)を押さえるようにして自転車を置く人もいるので、3席くらいを占拠しちゃったりして、自転車の持ち込みは結構邪魔になっていますね。
このように、東京の地下鉄車内でしたら、通報もしくは大ゲンカになってもおかしくない光景が連発されるのがトロント。
久々に東京に戻りまして、地下鉄に乗った時の印象なんですけど。
トロントでの、ルーズで何でもあり、ほとんどノールール(?)な車内環境に慣れてしまっておりますと、妙に窮屈に感じることがございます。
大抵のものが、厳密なルールに則って(のっとって)いるのが東京(日本)で、「自己責任」、「自己判断」なのがトロントと言えるのでしょうか。
厳し過ぎるのもどうかと思いますけど、ルーズ過ぎるのもねぇ。
個人が持つマナーの基準はバラバラですので、万人にとって「ちょうどいい」とか「ほどよい」は不可能。
でも、電車内で、お砂糖をボロボロ床に落としながら、仁王立ちしてクロワッサンを食べるのはアウトでしょうね、どう考えてもね。
大抵のことは気にしないガイジン勢でも嫌がってましたもん、珍しくチラチラ見てたし。
突っ込みどころ満載ですから、こうしてブログを書けているという話もありますので、トロントの皆さまには今後とも、適度に(?)突飛な行動をお願いしたいと思います。
それでは、また次回の「つぶやき」で。



トロントってとても綺麗な街ですよね!
海外に住むならトロントが良いなと
思っているのですが、地下鉄の利用がルーズで
日本とは少し違うみたいですね(^-^;
トロントで日本人がよく利用する地下鉄の駅などは
ありますでしょうか?
大変お世話になっております。
この度は、コメントを頂戴しまして誠に有難うございました。
さて、日本人がよく利用する地下鉄駅とのことですが、頻繁に見掛けるということで言いますと、Dundas(ダンダス)駅が一番だと思います。
やはりダウンタウンの中心地、そしてショッピングモールの「Eaton Centre(イートン・センター)」もございますので、日本人の方々が多いですね。
続いて、Bloor−Yonge(ブロア・ヤング)駅もそうですね。
南北線(このようには呼ばないと思いますが)と東西線がぶつかる乗り換え駅ということもあり、また語学学校も多いせいだと思います。
それと、何と申しましても、Eglinton(エグリントン)駅ですね。
留学センター、語学学校が集中している印象がありますので、度々日本人の方々をお見掛けしますね。
何なんでしょうかねぇ。
日本人の皆様の着こなし、身のこなしは独特で、自分も含め、やはり日本人が見れば「あの人、日本人よ!」と見抜かれてしまうと思うんですよね。
持っているバッグやリュックが日本で流行っているモノだったり、交差点でクルマが待ってくれている時、小走りで渡っていくのは、まず間違いなく日本人ですね。
ガイジン勢は、クルマを待たせることなど何とも思っていないのか、悠々と我関せずといった感じで渡って行きますからねぇ。
それでも、トロントにお住いの日本人は少ないと思います。
駐在でお越しの方を除けば、それほどでもないような。
近いということもあり、カナダではバンクーバーが一番多いんでしょうね。
まりん様、田中家はトロントにて、地味にひっそりと(?)暮らしております。
大人しく暮らそうとしても、次々にエピソードが降り掛かって参りますので、このようなブログに結実してしまうんですけど。
「便利さ」さえ求めなければ、割りと気兼ねなく暮らせる都市だと思われますので、機会がございましたらぜひともトロントにお越し下さい。
それでは今後とも、お時間のある時だけでも構いませんので、「好きですトロント!」にお付き合い下さい。
どうぞよろしくお願い致します。
田中フラッフィー
やはり日本人は少ないのですね!
その辺りの地下鉄が治安も良いのでしょうか?
お世話になっております。
コメントを頂戴しまして、誠に有難うございました。
トロントの地下鉄で治安が比較的好い地域ですが、メインストリートであります「Yonge Street(ヤング・ストリート)」沿いだと思われます。
地下鉄の駅名で申し上げましと、南はUnion(ユニオン)駅〜北はFinch(フィンチ)駅までのタテのラインが安心かと。
コンドミニアムでもアパートメントでも、お値段は張りますが、「ヤングストリート」から出来るだけ離れないようにすれば、それだけ安全は確保出来るかと思います。
移住当初の我が家もやったことですが、下見などでお越しになった際には、南北線の各駅で降りてみて、駅周辺を見て歩かれるのも得策ですね。
ひと駅違うだけで、まったく街の雰囲気が変わりますので、それだけでも十分な観光になると思います。
商店街を見て歩いても、ウィンドウに「鉄格子」がされている店が多ければ治安に難ありとか、いろいろなことが判ってきますので。
移住においては、とにかく「住む場所」が大事ですので十分検討することが望ましいと思います。
トロントは、日本と比べれば明らかに治安は好くありませんので、そこのところは肝に銘じて頂きまして。
まりん様、今後とも「好きですトロント!」をどうぞよろしくお願い致します。
田中フラッフィー